時代祭2013
京都三大祭りのひとつ「時代祭」。
平安神宮の創建と平安遷都1100年を奉祝する行事として、1895年(明治28)に始まりました。
桓武天皇が794年に長岡京から平安京に都を移された日である10月22日に毎年行われているそうです。
少し雲はあるものの、雨が降ることはなく、過ごしやすい気候でした。
2時間前からもうこの人だかり。
時代ごとに衣装や音楽が違い、その時代を代表する人々に扮しています。
明治時代から時代をさかのぼる形。
まずは1300年祭へというもの。これは毎年あるみたいです。
維新勤王隊列から始まります。
刀の時代は終わった、というところでしょうか。
坂本竜馬さんも登場します。う~んなんとも。
他にも、西郷吉之助・高杉晋作など幕末の志士たちが多く登場するのですが、絶妙な似てなさです。
江戸時代に入ると参勤交代をどうしてもイメージしてしまいます。
女性有名人のほうがそれらしさを感じます。
これは吉野太夫。なんでしょうこの雰囲気。
吉野太夫は鷹峯の常照寺に眠っています。
次は打って変わって元気な感じの、出雲阿国。今にも踊りだしそうです。
徳川家茂の正室で、皇族の血筋、和宮です。
十二単姿なのだとか。
牛車の存在感は圧倒的です。
堺町御門を出るだけでも2時間待ちのアトラクション状態はさすがに子どもには辛いよう。
こちらは常盤御前。
牛若丸のお母さんです。
最後は平安のハンサムウーマンこと、巴御前。
たくましいたたずまいです。
終わったあとは京都御苑内の拾翠亭を見学してきました。
時代祭は始まってしまえばあっという間でした。
歴史を振り返る良い機会だと思うので、これからも予定が合えば参加したいと思います。
今日の一句
「いつの世も 身体にしみる 秋の風」
by davidmittu
| 2013-10-22 22:30
| 行事